どうも、ふっさんです。
いろんなマーケティングの事例を研究していくと、
自分のビジネスにも取り入れることができるのでおすすめです。
僕は長く続かないと言われていた
アフィリエイトの業界で
いまでも月500万は絶対に切らないのですが、
それはアフィリエイトというひとつの業界にとらわれずに
ほかの業界から良いところを盗んできているからです。
広い世界からビジネスを学ぶと
わりとあっさりライバルに勝てるので、
ぜひ良いお店やサービスに出会ったら
調べるクセを身につけてみてくださいね。
というわけで、今回紹介するのは
静岡県にある「さわやかハンバーグ」というお店です。
僕は大学で4年間静岡県に住んでいて、
さわやかハンバーグというお店の魅力に取り憑かれました。
いまでも、静岡にいくときは必ずいきます。
ただ、ほぼ100%の確率で1時間超えの行列ができているので、
お店に入れたときはラッキーって感じですね。
もしさわやかに行ったことがなければ、
静岡に寄ったときにぜひ行ってみてください。
まじでうまいです。中毒なります。もういま食べたい。
わざわざ県外から食べにくるくらい人気のお店です。
目次
強い地域を作って、じわじわ広げる
さわやかハンバーグはもともと喫茶店からスタートしました。
軽食とコーヒーを提供するスタイルでしたが、
ある日ハンバーグをメニューに加えてみたら大ヒット。
そこからハンバーグを主力商品にして
2店舗、3店舗と展開していってます。
これ、ビジネスやってたらあるあるですね。
いくつか商品を出してみて、
ヒットしたものを主力にして展開していく。
このとき生まれたハンバーグが、
げんこつハンバーグというものです。
そして、さわやかは「げんこつハンバーグ専門店」という
オリジナルの市場を作りました。
その市場は、静岡の一部の地域でスタートして、
じわじわと範囲を拡大していきます。
言ったら失礼ですが、静岡の一部の地域なんて
大手はまったく注目しない小さな小さな市場です。
でも、その小さな市場で圧倒的な地位を獲得した。
これをランチェスター戦略と言ったりもします。
小さな場所にお金と時間を集中して、
徐々に勢力を拡大していく戦略ですね。
レッドブルの記事でも書きましたが、
ひとつのヒット商品を完成させて
じっくりとブランディングするのが一番ラクです。
静岡にしか出さない、という希少性
このさわやかハンバーグが
徹底して守っている戦略があります。
それが「静岡県にしか出さない」というもの。
工場で作ったお肉を新鮮なうちに送って調理するので、
範囲的には静岡県内にしか出すことができないです。
これは偶然なのか戦略なのかわからないのですが、
静岡でしか食べられないという
強烈な「希少性」となっています。
人は限定○個って言葉や、ここでしか食べれないとか、
ご当地、という言葉に反応しやすくて、
マーケティングに少し入れるだけでも強烈な効果がでます。
もし、マクドナルドみたいに
どこでも食べられる!となれば、
わざわざ静岡に帰ったときに行こうとは思いません。
この「静岡でしか食べられない」が、
地元の人にとっては熱狂的なファン化になり
県外の人にとっては「食べてみたい」「また食べたい」となるんですね。
直営店によるコンセプト・オペレーションの統一
あと少し上級者向けのお話。
これはスターバックスと同じ戦略なのですが、
さわやかハンバーグは直営店なので
コンセプトとオペレーションが統一されています。
これ、僕もフランチャイズをやってみて思ったのですが、
フランチャイズをやると暴走するお店が出始めます。
それこそ、本部とフランチャイズの店舗側で意見がわかれたり、
勝手に変な商品を売り始めたり。笑
さわやかハンバーグやスタバのような
世界観が大事なサービスは、
ブランドを丁寧に統一する必要があります。
なので、ちゃんと自社で集客から販売までを押さえて
すべて直営店にしなければならないんです。
たとえば、僕は自社でコンテンツを売っていますが、
すべて自分で販売までの流れを作っています。
アフィリエイターに販売権を与えて
拡大してもらうこともできますが、
その戦略は使っていないんですね。
電子書籍(経済的自立を達成しよう)は
教材の購入者限定でアフィリエイトできるようにしていますが、
基本的にはすべて自分で集客するようにしてます。
じゃないと、変な売り方をしてしまう人が出てきて、
ブランドが崩れたり、変なお客さんが入ってきてしまうからです。
良い商品を扱っているという自信があるからこそ、
コンセプトとオペレーションは統一する必要があるんですね。
もちろん、その代わり、直営でやる以上は
一気に広げることはできません。
フランチャイズ化することのメリットは
一気に全国に拡大ができることです。
でも、さわやかのようにじわじわとブランディングを築き上げ、
ロングヒットで愛されるような商品のほうが
長期的にみて拡大すると考えているんですね。
シズルがバズる
あと、ウェブマーケティングやるなら絶対取り入れたい要素。
それは「シズルがバズる」という点です。
なんかダジャレみたいになってしまいましたが、
さわやかハンバーグは提供する瞬間に特徴があります。
提供する瞬間は、これ↓
さわやか公式ホームページより。
(フルバージョンあるので公式HP見てみてください。※飯テロ注意)
目の前でげんこつハンバーグを半分に切って
ギューーッと押しつぶし、
上からソースをぶっかけるんですね。
このビジュアルのインパクトが強すぎて、
みんな料理が出てきたらスマホを構えて撮影をします。
そして、SNSにアップロードする。
コピーライティングの世界では「シズル」という言葉があって、
ハンバーグの魅力を伝えるには数字や機能であれこれ説明するより
ハンバーグの焼ける音や焼ける情景を伝えるほうが
欲求を刺激するって意味では何十倍も効果があります。
(インスタグラムで「#さわやかハンバーグ」で調べたらこんな感じ)
僕もたぶん10回以上はSNSにあげてます笑。
このように、ハンバーグが提供される瞬間が
次々とシェアされる仕組みを作ることで
シズルがバズって大きな集客効果になっているんですね。
ちなみに、集客は口コミの力をうまく使うと
グルグルと拡大していきます。
商品を売る→口コミで新しい人に商品が認知される→新しいお客さんがやってくる→・・・
というループが続くと、
商品は自動的に広がり続けていくんですね。
さわやかハンバーグは、
SNSが有名になる前から目の前でハンバーグを焼いていて、
インスタグラムが出てきてからさらに集客が加速していきました。
げんこつハンバーグを注文する→目の前で提供される様子を撮影する→SNSでアップロードする→その投稿を見た人がお店にくる・・・
という流れを作っているからこそ、
お客さんが絶えずやってくる状態を作り出しています。
僕は静岡でタピオカ屋さんを経営してるんですけど、
口コミが起こる仕組みを店舗のなかに導入していて、
タピオカを注文した人がSNSで
シェアしやすいような仕組みを入れています。
店内に写真のようなインスタスポットを用意して、
注文してくれた人が自然と写真を撮って
SNSでアップしてくれるような導線を引いてます。
こういった工夫を入れることで、
少しでもSNSから集客していきたいと考えて入れました。
書いた記事はコチラ
→タピオカ屋さんをオープンしてみて、ウェブマーケの異常さに気づいた話
ちなみにこれは、情報発信でも導入することができます。
商品のレビュー書いてくれたら特典をつけますとか、
電子書籍をシェアしてくれたら報酬渡しますとか、
SNSで拡散してくれたらコンテンツ渡しますとか、
なにかしらの「シェア」に対して
インセンティブを用意できると口コミは起こっていきますね。
さわやかは「なにより、うまい」
ただ、そういった戦略うんぬんよりも強力ですが、
何よりさわやかハンバーグは
めちゃくちゃ美味しいです。
いろんなハンバーグを食べてきたけど、
さわやかに勝るハンバーグはいまのところ出会ってないですね。
これ大事なのですが、
どれだけマーケティングをがんばっても
メインのコンテンツがしょぼければ売れません。
良い接客、良い内装、良い仕組みがあっても
料理がまずかったら話にならないのです。
最近はいろんな情報発信者が増えてきましたが、
noteで商品を売るにはこういうの書こう!とか、
LINEをやると成約率がアップする!とか、
あえてSEOをがんばれば儲かる!とか、
Youtubeがアツいんだ!
など、小手先のテクニックにばかり
追いかけてる人が多いと感じてます。
それよりも何より力を入れるべきは、中身です。
中身とは、お客にとって役に立つ情報、
面白い情報を届けることです。
キレイなサイトや
SEO的にバリバリにカスタマイズされた記事より、
感情が動く記事だったり読んでて面白いコンテンツのほうが
圧倒的にファンが生まれやすいんですね。
この本質に常に立ち返っていれば、
ビジネスは自然とうまくいきます。
さわやかハンバーグでいうと、味は最高です。
牛肉100%の新鮮なお肉を炭火焼で届けるという
しっかりとしたコンテンツ力があるからこそ、
すべてのマーケティング戦略がハマって成果が出たんだと思います。
という感じで、さわやかハンバーグが好きすぎて書きました。
げんこつハンバーグはまじでうまいので、
ぜひ静岡に行ったときには食べてみてくださいね。
では!
P.S.
まだ少し先の話かもしれませんが、
もしウェブマーケで収益を出すことができたら
ぜひリアルビジネスにも飛び出してみてください。
あるいは、知り合いの飲食店とか
イベントの集客などを手伝うこともできます。
かなり求められているスキルなので、
僕を通して学んだことをフル活用して
どんどんいろんな商品・サービスを成功させていってほしいです。
最近は新しい事業を成長させるために、
ビジネスエアポートという
コワーキングスペースに
パートナーと篭って仕事をしています。
3000円払えばコーヒー飲み放題なので、
昼から集まってコツコツとメルマガ書いてました。
スペースにいる周りの人たちもビジネスの話ばかりしていて、
意識あがります。ダラダラできないので、
集中して作業をしたいときはおすすめです。
篭りながら一週間ほどかけて作った仕組みから
すでに累計で500万ほど売り上がっていて、
金の成る木になったと確信したので
仕組みをブラシュアップしています。
自分ひとりで資産を作るのもいですが、
誰かと一緒に作業するのも
大学生に戻った気分がするので楽しいですね。
夜は近所の六本木TSUTAYAがリニューアルしたとのことで
ちらっと覗いてみる。
明らかにツタヤのクオリティじゃない・・・。
美術館巡りをしているみたいで楽しいです。
世界観がすごすぎて圧倒されます。
空間でここまで変わるので勉強になります。
1冊30万の本がありました。笑
ここまでくるともはやインテリアの一部ですね。
六本木TSUTAYAの店内にはラウンジもあって、
お酒を飲むこともできます。
このドリンク見た目の10倍は美味しいのですが、
メニューがコピーライティングで書かれててます。
んー、よくわからないけどエモい。笑
雰囲気とか勉強になるので、
ぜひ六本木にきたら一度寄ってみてください。
「六本木 TSUTAYA スタバ」
で調べたら出てくると思います。
スタバも併設してあって、
ここだと蔦屋で新品の本を無料で読むことができますよ。
こんな感じで、日常に教材は落ちているので、
常に目を光らせて思考を鍛えていけると
無尽蔵にスキルが磨かれていくと思います。
ではでは!
Amazonランキング1位の書籍を読めます
僕は大学生の頃から月収で500万ほど稼いでます。
才能があったわけでも、環境に恵まれたわけでもないです。
もともと家庭は極貧だったし、
バイトでは仕事ができない人間で有名でした。
そんな僕でも、ビジネスに出会って
少しのあいだだけ真剣に取り組んだところ、
あっさりと人生逆転できました。
そのビジネスを学ぶ過程で、
人を動かす方法や、
戦略を立てる方法、
コンテンツを作って価値を届ける方法など、
学校では学べないことを知ることができました。
その経験から、生まれた環境は選べなくても、
勉強して、正しく成長すれば、
誰でも資産を手にして活躍できると確信しています。
そして、そういう人間が少しでも増えれば、
一人一人に活気が溢れて、
世の中の価値やサービスが進化して、
世界はもっと良くなると本気で思ってます。
そういった理念から、僕がどのようにビジネスに取り組み、
ゼロから今の資産を築いていったのか、
その成功体験を一つの書籍にまとめてみました。
電子書籍は、Amazonランキングの
「起業家」カテゴリーで1位になれたので、
メルマガのなか限定でその書籍を公開しています。
ストーリー形式で作っていて、
20分程度でサクッと読める内容なので、
もし興味があれば読んでみてください。
→電子書籍「経済的自立を達成しよう」を読んでみる
メールアドレスを入力すれば、受け取れます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
< 学べる内容 >
✔️ほったらかしでも月500万以上儲かる「自動化」の技術とは?
✔️半年以内に独立・起業し、かつ裕福に暮らすために必要な考え方とは?
✔️月2100万を達成したプロモーションの全貌とは?
✔️1日30人以上の新規リストがザクザク集まる集客戦略とは?
✔️ウェブマーケティングを飲食店やイベント集客にフル活用する方法とは?
etc・・・
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小さな地域で圧倒的な地位を獲得し、静岡にしか出さないことで希少性を高め、フランチャイズにしないことでブランドを保つ。
マーケティングもすごいけど、ナチュラルにうまいというのが大事。
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