どうも、ふっさんです。
バングラデシュの首都、ダッカに行ってました。
バングラデシュはちょうど50年ほど前にインドから独立した国で、イスラム教徒が88%、言葉はベンガル語を話します。
北海道より少し大きいくらいの土地に、1億6000万人が住んでます。超人口密度が高い国です。
まだとんでもなく混沌が残ってる国でした。
まず空港ついて、最初に拾ったタクシーのフロントガラスが割れてました。
バッキバキ。
さらに別の車をみると、横や背面にガードが付いてました。
車のガードなんて何十年ぶりに見た笑
トゥクトゥクも走ってましたが、バングラデシュ仕様に改造されてました。
檻?
囚人を運ぶ用かな?
運転も荒すぎてジェットコースター乗ってる気分でした。
割り込みあたりまえ、クラクションは常に鳴らし続ける、ぶつかっても軽い接触ならOK。
目的地まで40分くらいで2回ほどほかの車とぶつかってました。
そのまま市場にいきます。様子を一望できる動画をYoutubeショートで撮りました。
カオス。とにかくカオスです。
そこらじゅうを人力車が走ってます。
ぼーっとしてると轢かれます。
スマホで街並みを撮ってたら右足を轢かれて軽く負傷しました。
バングラデシュは全体的に親切な人がめっちゃ多かったです。アジアでも有数の親日国だそうです。
写真も一緒に撮って欲しいと言われます。
3回くらい写真を撮りました。ちょっとしたアイドルか芸能人気分を味わえます。
途中でカレー屋さんに入ったのですが、店員さん10人くらいで対応してくれました。謎のVIP扱いです。
なぜか僕らのテーブルに店長らしき人が座って、カレーを食べる様子を座って眺めてました。
謎すぎる笑
僕らがおいしそうに食べるのを見て、たまに微笑んでいました。
カレーはスパイスが効いてておいしかった。
全部で700円ほど。
1人1個カレー頼んで、ライス付いてきて、水も3本もらってこの値段。
口直しに謎の種が出てきました。フェンネルシードと言って口直しで提供されるそうです。
焼肉屋に置いてあるガムみたいなもの。
うまかった。
サクッと思ったこと書きますと、国も人も、成長するときはカオスを通るんだなと思います。
カオスなときは、活力が漲ってる気がします。そして完成されてるよりも遥かに情報量が多くて面白い。
バングラデシュは空気も汚染されてるし、街も足元にゴミ散らかりまくってるし、物乞いもすごく多かった。
宿の水道からも茶色い水が出てきました。飲んだらたぶんアカンやつです。
あきらかに課題が山積みにされてます。
途中で、人力車がマンホールに落っこちて動けなくなってました。
みんなで人力車を押して救出してました。カオスな世界のなかで、とても美しい光景を見た気がします。
こんな風に、課題がありまくりだからこそ、活力も凄まじいと思うんですね。
市場もカオスです。路上で売ってるものはなんでも有り。
フルーツをそのまま置いてたり、雨水をペットボトルに溜めて売ってたり、偽物のブランド品が大量に並んでたり。
あとびびったのが、道を歩いてたら生きたヒツジが繋がれてたこと。
ほかにもヤギやウマなども、、
ちなみにここ、バングラデシュのなかで最も発展してると言われてるエリアです。
とにかく、
まずはなにか仕入れてきて売る!
という根性でした。
マジで全員が起業家マインド。
いやこれ超大事なんですよね。
商売は、いきなりかっこつけると儲かりません。
究極言うと「仕入れて」「売る」だけなので、どこかから商品を引っ張ってきて売れば、商売は成立するのです。
それこそ、路上で車に話しかけて、花を売ってる人もいました。
ほかにも、
即席で作った屋台で食べ物を焼いて売ってるし、
人見知りせずにめっちゃ声をかけてくるし、
まだ誰も買うって言ってないのに勝手にカレーを袋に詰め込んで渡してきたりと、
「まずは売る」という姿勢がほとばしってます。
なんていうか、そのときのエネルギーを忘れちゃあかんと思うんですよね。
なりふり構わない姿勢というか。
逆に、いきなりかっこつける人はゼロイチに向いてません。
起業するって言って、市場調査とか、事業計画とか、事務所どこにしようとか、そっちから用意してしまう。
でも、商売は仕入れて売れればなんでもありなんです。
つまり売って喜ばれればなんでもOK。
だからかっこつけずに、まず売る。
これできる人はすぐに伸びますね。
戦後の日本にも闇市があったそうで、もしかしたらこんな環境だったのかなーと。
バングラデシュは、そんなカオスが現代にも残ってる都市です。
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