退路を断って、転生する勇気

どうも、ふっさんです。

八丈島から帰還しました。

１１月３日から１１月１８日まで約２週間。

様子はこちらの記事でも書いてます。

まさかの帰る予定の日に飛行機が飛ばず(しょっちゅう欠航になるらしい)、、急遽泊まった宿で、オーナーと仲良くなって２人で飲みにいきました。

そのオーナーは八丈島出身で、アートを学びたくて単身ニューヨークに渡ったそうです。

専門学校に通ってたけど退学し、２０万だけ握りしめて飛行機に飛び乗った。

そして現地について職を探し、飲食店で働きながらアートを学んだそうです。

しかもその飲食店がゴリゴリの体育会系でめちゃくちゃ厳しかった。

死にそうになりながら働いてたら、ある日ディスカバリーチャンネルのカニ漁を見せられて「これよりマシだろ」と教育されたそうな。

やばくないですか？これ笑

その飲食店でしごかれつつ、なんとかデザインの仕事を獲得して独立したそうです。

そしてニューヨークでフリーランスをやって、八丈島に帰還。

いまは民宿を経営しつつ、リモートで大手ゲーム会社のデザインをしてるそうな。

だから、その基準値でやれば日本で無限に仕事を依頼されると言ってました。

売れてるフリーランスに共通するのは、「飛び込んで案件を獲得する営業力」や「依頼された仕事の期待値を上回るプロ意識」です。

それらの能力は、スキルそのものより何千倍も価値があるものです。

それをニューヨークというビジネス最前線の場所で学べたのは強い。

マインド・メンタルの足腰が違う。そりゃ人気になります。

あと、これも言ってて印象的だったんですけど、

八丈島にスローライフを求めてやってくる人で、「やりたいことが完全に定まってる人」は残るし「八丈島になにかを期待してる人」はいつの間にかいなくなるそうです。

なにもやることを与えてくれない環境だから。

都会には色んな刺激があるので、なんとなくノリで飛び込んでも、くらいついていけば色んなイベントを用意してくれます。

それに対して、八丈島にはそういった刺激がまったくありません。

ゆえに「本気で集中してやりたいこと」を持ってないと、すぐに暇すぎて病んでしまうそうな。

いやこれマジで真理だと思います。

特に２０代で「田舎でスローライフを・・・」という戦略を取る人がいるけど、これは最初の村でスライムを狩り続けるのと一緒。

それより、一度でいいから大きな世界にダイブして、経験値を上げて、最強の武器を獲得して、それから戻っても遅くないと思う。

なにより、いろいろ試さない限り、本当にやりたいことは見つかりません。

田舎も、システムとして、むしろ若者は都会に送り出しほうがいいのでは？と思いました。

たった１人でも最強になって帰ってきてくれたら、地域全体が発展すると思うんです。

事例としては、オーストリアの片田舎にレッドブルの本社があるのですが、レッドブルが納める税金だけで超発展してるそうな。

だから外界にどんどん飛び出すべきだと思います。

どんな物語でも、勇者は、最初の村を出て、師やライバルと出会い、力を得て、魔王を倒して、最初の村に戻ります。

これを「ヒーローズジャーニー」と言います。

人を感動させる物語のパターンは決まってるんですね。

宿のオーナーは、まさにヒーローズジャーニーを人生全体で表現している人でした。

だから話してておもしろいし、ファンになる。

これは別に、海外に挑もう！って話をしてるわけじゃなくて、小さくても応用できます。

今回、八丈島に２週間滞在して、多くの宝物を持ち帰ることができました。

滞在すると決めたときも、先に宿から取りました。退路から先に断つのです。

宿から取ってしまえば、もう行くしかなくなるからです(笑)

いくしかねえ！

と思ったら、もう脳死でいいんでやらざるおえない環境を作りましょう。

やってしまったことを後悔するくらいがちょうどいいです。宿とったあとに若干後悔しましたからね。

そしたら、その決断ができたおかげでずっと後回しにしてた仕事がたった２週間で終わりました。

まだ確定ではないけど生涯収入が１億は増えたかなと。

退路を断ってスパルタでやり切るのはかなりクリティカルな施策です。

一気に物事が進みます。

普段、いろんな雑事に追われてる人ほど効果テキメンだと思いますね。

マルチタスクで要領よくがんばるより何十倍も早い。

その短期間で一気に資産を作るとかでもいいし、ひとつの分野の勉強を極める！でもいいと思うのです。

転生レベルで変わると思う。

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