どうも、ふっさんです。
1月21日から2週間ほど、南米のペルーに3人で行きました。
一人はメルマガの読者さんでもう4年の付き合い。もう一人は都内で社員40人を抱えるシステム系のIT社長。
東京の成田を出発し、ロサンゼルス経由でペルーの首都・リマに到着。丸1日かかりました。
ペルーは、前大統領が不当に逮捕されたことに対する暴動が起きていて緊急事態宣言中。
観光名所の広場に行ったのですが、デモの影響でなかに入れず。
仕方ないので遠目にパシャリ。
リマは南米の玄関口と言われてます、マジで何もすることがないです。
暇だ〜と思いながら、ペルー料理のセビーチェを食べました。
ペルーは海鮮が有名だそうです。
ペルーの蒸留酒「ピスコ」も同時に飲んでみた。
アルコール強すぎて一杯でかなり酔いました。味は爽やかな酸味があっておいしかった。
それからさらに飛行機に乗って「クスコ」という街へ。
クスコは「天空の都市」と呼ばれていて、その名の通り標高が高いです。3300m超え。
富士山の山頂が3776mなので、ほぼ山の上です。
着いてすぐ思ったのは、空気が薄いこと。。
深呼吸してもあまり呼吸できてる感覚がなくて、息苦しさすら感じました。。
このあたりから頭痛がし始め、もう休みたい、、という一心で宿へ。
でも、近くにクラブがあることがわかると友人が「行こう!」と言い出して、行くことに。
高山病の影響なのか、ビール一杯で爆酔い。
日本人がとても珍しいらしく、現地の女の子と仲良くなりました。
気付いたんですが、ペルーは英語が1ミリも通じません。スペイン語オンリーです。
女子大生だったらしくて話を色々聞きたかったんですけど、翻訳アプリでしか話せません。難易度めっちゃ高い。。
それでも初めての土地でテンションは高かったので、踊ったり騒いだりで結局は朝になるまで飲みました。ノリと勢いでなんとかなるもんです。
高山病で酒がめっちゃまわり、あまり飲んでないけど半分記憶が飛びました。
次の日起きて、二日酔い×高山病で死にかけつつも歩いてると、めちゃくちゃキレイな広場が現れました。
これもアルマス広場と言うらしい。
標高が高いので空が近く、そこに街が立っているのが神秘的にすら感じます。
ベンチに座りながらのんびりしてる人がいたり、ボールで遊んでる子どもたちも。
野生の犬もたくさんいます。空気が薄いのか、どの犬もやる気なさそうです。
前日に、一緒にいた友人が現地の18歳の子に逆ナンされてました。その友人は身長185cmほど。やはり海外でも高身長は有利みたいです。
クスコの街を案内してくれました。
グングン上に登っていく。空気が薄いので気分はもはや登山です。
アルパカ!?
アルパカ抱っこする?と何度も聞かれました。チップ要求されるのわかってたので無視。
ゼイゼイ言いながらも登り切ると、クスコの街並みを一望できました。
絶景。
屋根がオレンジなのは、土が取れるからだそうです。をみながらボーっとしていたらおっさんに話しかけれて「馬乗れるけどどう?」と言われました。
まじか。めっちゃ楽しそう。
ってことでここからさらに車で山頂まで登っていき、馬に乗ることに。
もはや富士山の山頂レベル。そこで馬に乗れるとは。。
現地のおばちゃんにガイドされながら馬に乗り、ゆっくり歩きました。
むかし、インカ帝国という南米を支配する国があったのですが、1500年頃にスペイン人が攻めてきて滅びたそうなんですね。
スペイン人は鎧に身を包み、鉄砲を扱えました。
それをみたインカ帝国の人々は、鉄砲を撃つ音を聞いて「神の使いが雷を操ってる」と信じて降伏。たった168人の部隊でインカ帝国は滅びたそうです。
ペルーに教会がたくさんあるのも、ヨーロッパの街並みに似てるのも、スペイン人が侵略したからです。侵略してから宗教で統治しやすくするんですね。
そんな国は世界中にあります。日本でいう鎌倉時代の出来事。
日本は海に囲まれてて地理的に侵略が少なかったので侵略されなかっただけなのかも?(モンゴル帝国が攻めてきた元寇とかありましたが)
そんなこと考えながら馬に乗っていました。貴重な経験でした。
山を降りようとしたら、おっちゃんが「星」セミナーを始めました。
クスコは宇宙に近いので天文学が発展したそうです。日陰の角度で暦を数えてたそうな。
我々は宇宙からパワーをもらう、クスコの人たちは宇宙信仰を信じてる。星が見える人もいる。そんな話をしてくれました。
40分くらい。寒い。。
山を降り、宿に戻りました。
次の日はマチュピチュに行く予定だったのですが、まさかの「マチュピチュ行きの鉄道が爆破された」というニュースが。
爆破ってなに笑笑。
そういえばクスコの街では、そこらじゅうでパーン、パーンと何かの発砲音が鳴ってます。
んー、これは身動き取れないかもねぇ、となり、約2日ほど日程が空くことに。
なので、僕はもともと行くつもりだったペルー先住民の儀式「アヤワスカ」を受けることにしました。
アヤワスカの体験談はコチラに書いてます。星が見えた話も
→【アヤワスカ体験記】南米ペルーのクスコでシャーマンの儀式に参加したら宇宙見えた
アヤワスカを終えて朝の6時半に宿に戻りました。
旅の疲れもMAXまで来ていましたが、少しだけ寝てすぐに現地で仲良くなったフリーのツアーガイドにクスコの奥地を案内してもらうことに。
車でひたすら山奥へ。
途中で車が止まって、信号もないのになんでだろ?と思って窓の外を見たら、羊が歩いて渡ってました。
いや、羊の量(笑)。
羊、馬、牛、犬、いろんな動物がそこら辺に当たり前のようにいます。
その後、
「ここ、私のお気に入りの場所なのよ」
と言われて連れていってもらったのがここ。
でっっけええええ。自然すげえ。絶景すぎる。
下に広がっている農園みたいなのは全部「コカの葉」です。コカインの原料ですね。
現地人は普通にコカの葉をモチャモチャ食べながら働いてます。僕も食べてみましたが、ただの葉っぱ。。めちゃまずい。
聞いた話によると、こういった山もむかしは冬になると雪が積もっていたそうです。緑もたっぷりあったそうな。
山肌が禿げてるのは気候変動の影響だそうです。
いままで気候変動って言われてもピンと来なかったんですけど、直でみると実感しますね。
案内してくれたツアーガイドとパシャリ。
ガイドの人に案内してもらったほうが、より深くその土地のことを知れるんだな、と知りました。
そのまま食事へ。
ペルーの名物料理、「クイの丸焼き」が出てきました。クイはネズミの仲間です。
筋が多くて、あまり美味しくなかったです。
でもなんか見た目あれなんで可哀想に見えて全部食べました。
食べてるあいだ、野生の犬が店のなかに入ってきて近くに座りました。
いや、普通に怖いんだが。・・・まあいいか。
しばらくご飯を食べてると、また別の犬が。
普通に入ってくるのウケます。店員さんもまったく気にしてない様子。
食事をしたら、飛行機に乗って再びペルーのリマへ。
リマに戻ったら、空気が濃い!!
まともに呼吸ができるありがたみを感じました。身体も軽い。頭痛も速攻で治った。
とはいえもう体力が限界に近かったので、良いホテルに泊まろうってことで、マリオットホテルに宿泊しました。
僕はSPGのカードを持ってて、ポイントを使えば無料で泊まれます。
僕はSPGのポイントが350万ポイント貯まっていたので、ここのホテルに175泊できる計算(笑)。
(SPGカードはここから作れます)
とはいえ、、旅先で毎日豪華なホテルに泊まっても飽きます。
普通の宿に泊まれば現地のことを深く知れるし、良いホテルに泊まればゆっくり休める、みたいな。そんな幅のある旅行が好きです。
ホテルの目の前のサンセットは絶景でした。
そのあと、ペルーの高級レストラン「セントラル」へ。
セントラルは、世界のベストレストラン2位に選ばれたこともある名店。
ペルー全土の食材を集めており、食べると産地の情景が浮かぶといいます。
いやいやそんな大げさな・・・
と思いながら食べたのですが
えっ、見えた。情景浮かびました。マジで見える。↑この料理は磯の匂いがして、海の情景。
↑海の中。深海にいるイメージ。エビ食べてるだけなのに。。
↑これは海洋ゴミで作った料理。海の表面を漂ってるものを食材にしたそうです。ゴミとは思えないほど旨かった。
↑料理が運ばれてくる途中、こんな感じで食材を見せてくれます。
一緒に食べてた友人は感動しすぎて鳥肌&涙目になってました。
↑これは、ジャングルの雨をイメージした料理。右のパンは若干焦げ目が入ってて、雨が降るジャングルのなかで焚き火してる情景が浮かびました。
↑これはさらに強烈な磯の香り。
もはや生臭さすら感じたんですが、ワインの爽やかさが消してくれました。
↑デザートにハチミツゼリーのようなもの。甘くなくて、リアルな大人な味がしました。
食べてるお客さんを見てても、みんな吹っ飛ばされてました。
店内はこんな感じ。
お客が20人くらいに対し、店員さんが40人くらいいました。
料理がもはや芸術の域になっていて、味だけでなくまさか視覚にまで訴えかけてくるとは思いませんでした。。
ペルーをもっと知りたい、深くまわりたいと思えるような料理です。海外でマジで感動したのはじめて。会計は1人14万でした。
幸せで満たされた気分になり、その日は気持ちよくベッドに入りました。
・・・朝起きたら、身体がめちゃくちゃ重い。
腹も痛い。てかありえないくらい痛い。
たぶん熱が出てる。。
一緒にいった二人はなんともありません。
そういえば、アヤワスカの影響で、食欲と性欲が削られ、アルコールやタバコもどうでもよくなってました。
それを無視して豪勢な料理を食べた。
それが災いして内臓のキャパを超えたのでしょう。
でも、その日はむかしからの憧れだった「ナスカの地上絵」を見に行くことになってました。
いまさらキャンセルもできないし、、まあ飛行機乗るだけだし大丈夫じゃないですか?と言われたので、行くことにしました。
ツアーが車で迎えに来てくれて、空港へ。
人生初のセスナです。
もうそのときは、熱と下痢がすごくて体調最悪でした。
でも、ナスカの地上絵も楽しみでワクワクしていたんです。
機内はこんな感じ。
そしていざ、セスナは地上絵を見るために飛び立ちました。
・・・・僕が写真を撮れたのは、この1枚だけです。↓
もはやただの地上の写真。
セスナを舐めてました。
地上絵を見るには、機体を横に傾けなければなりません。
右に左にガンガン旋回する。シートベルトしてなかったら飛んでいっちゃうくらい傾きます。
そんな状態で何度もグルグルまわるので、酔う。
ただでさえ体調不良なのに、船酔いの上位レベルの酔いが襲ってきました。
やばい、マジでやばい。。
全身から冷や汗。手汗やばすぎてスマホをまともに持てないレベル。
限界に達しそうになったときに、一緒に乗ってた友人が先に吐きました。
もう一人も目を瞑って必死に耐えてます。
あぁ、おれだけじゃないんだ。。と安心してそれからなんとか踏ん張れました。
ナスカの地上絵は目視できるので20個ほどあるみたいですが、僕がみれたのは3個だけです。
まじで、地上絵を見るどころじゃない(笑)。地獄の1時間でした。
アメリカ人たちは誰ひとり酔ってませんでした。
「酔わなかったの?」と聞いたら「え、全然だったよ!」と言ってました。
日本人は全員死にかけてたのに。。
気になって調べたら、アメリカ人はもともとヨーロッパからの移民で船乗りの子孫たちなので、遺伝的に酔いに強いそうです。まじかよ。。
そのあと、2日ほどリマに滞在。
僕は体調不良だったので宿でくたばってました。友人は、ペルー人をナンパしてました。スペイン語喋れないのに。
起きたら知らないペルー人の女の子がいてビビりました。
回復してから、次は飛行機に乗って南米のイキトスという場所へ。
イキトスは水上都市と呼ばれていて、飛行機でしか行けません。
夜中に着いたのですが、車はほとんどなくてバイクだらけでした。
タクシーもこんなん。
後輪どうなってんの?w
さっそく、バイクに乗せてもらって街中へ。
スピードがおかしい。100キロは出てたと思う。みんなバイクでマリオカートみたいにヒュンヒュン走っていきます。
宿についたら、中国人のおっちゃんが案内してくれました。もはやアジア人ってだけで安心します。
犬がゴミ食べてっけど大丈夫かここ。。
不安になりながらもあたりを散策。
おいしそうな飯屋があったので入りました。
メニューを見たらクロコダイルが食べれるそうです。おもしろそうなので注文してみました。
右下のお肉がクロコダイル。
天然のワニ肉をちゃんと食べたの初めて。ちょっと淡白ですが、うまかったです。
このあたりから、ワニを普通に注文するあたり、なんかちょっと頭がイカれちゃってますね?
次の日はアマゾンツアーに出かけました。
ツアーの人が「朝飯食べよう!」と言って、屋台に連れていってくれました。
アマゾン川で取れる食材が並んでます。魚、ワニ、謎の肉、幼虫。
ツアーの人が、これうまいんだぜ!と言ってバナナのようなものをくれました。
ネバネバしたメロン。うまい。
アマゾン川と言えば幼虫じゃね?ってことで、幼虫食べました。
友人はこの幼虫で腹を壊しました。僕は元からお腹を壊してたので平常運転。
お腹も満たされたので、いよいよアマゾン川に出かけます。
ボートに乗り込みます。ワクワク。
ボートに揺られながら川に飛び出しました。
見渡す限り大自然です。アマゾン川の上にいることに感動しました。
どんどん奥地へと進んでいきます。
なんか、ジャングルっぽいところに着きました。
上陸して、しばらく歩くと、イギリス人の男性が現れました。
彼はこのジャングルで動物の生態を観察しているそうです。ボランティアでやってるって言ってました。
近くに、彼に懐いてるサルがいました。名前をつけてたので人馴れしているっぽいです。
ふと近くをみると、巨大なインコがいました。
なんか見たことある。。
鳥のサイズが意味不明です。
ほかにも、ヒョウとか。
アリクイとかいました。
限りなく自然に近い動物園って感じです。
ジャングルを去って再びボートに乗ります。
次の島はアマゾンの原住民と交流をしましょう!というイベントです。
島に着いたら、原住民らしき家族が出てきました。
一緒に儀式で踊ったり、唾液からできたドリンクを飲ませてくれたり
吹き矢も教えてくれました。
最後は全体写真を撮影。
村長、ノリノリです。
最後に「チップ」と言われて笑いました。よくみるとシャツ焼けしてるっぽいので、原住民を演じてるだけかも笑。
そのあとは猿がいるという島へ。
上陸したらいきなり小さい猿が現れました。
猿が抱きついてきます。相当人慣れしてるみたいです。
ほかにも色んな猿がいます。
この緑の服を着た人も、ボランティアで猿の島に暮らしてるそうな。
募金を集めて、猿の生態系を守る活動をしています。
日本の猿は凶暴だけど、こっちはかわいいよ、と言ってました。
たしかに猫みたいです。臭くないし。
木の実をあげたら懐かれました。かわいいです。
猿の島を出たら、ボートに乗って帰路につきます。
1日中いろんな経験をして疲れたので、ボートに揺られながら寝てしまいました。
ふと目を覚ますと、息を呑むほど美しく雄大なアマゾン川が目の前に現れました。
水面に空が反射し、鏡のように。
アマゾン川は大きいですね。この景色は一生忘れないと思います。
最高に楽しい南米旅行でした。
海外旅行は自分の天井が徐々に外れていくのが楽しいですね。
日本じゃ味わえないようなカオスなイベントが大量発生するので、それを乗り越えるたびにメンタルが強くなっていく。
僕はもともとゲームばかりで引きこもり体質だったけど、気づけば地球の裏側まで行ってシャーマンの儀式参加したり朝飯で幼虫食べたり、、
ほんと人はどうなるかわからんって思います笑。
あと、カオスな環境でも2週間もいれば慣れますね。最後のほうは全然暮らせるわーとか思ってました。
自分に蓋をせず、天井を外し続けていけば、人生楽しいと思います。
それでは!
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ふっさんへ
こんにちは。
63歳になろうとしている私には実際には行けない旅を
楽しませて頂きました。
食事の写真はちょっと楽しいとは言えなかったけど
それは日本人の感覚ですからね。
星の話になったら目が更に開きました。
私は星読み専門家なので、
「天に星 地に花 人に愛」
おじいさんのお話聞きたいなぁと思いました!!
稀有な旅行記を福岡県北九州市在住の
高齢者にありがとうございました。
ネットのおかげさまですね。
【コンテンツビジネス】目指して1年以上経ち
情報が多すぎてジプシーになり迷子になりながらも
ベビーステップであきらめてはいません。
【星読み】で人のお役に立つコンテンツ作り
これからも若者に刺激をもらいながら
脳の老化を防ぎます(笑)
感謝の気持ちを込めて・・・
ありがとうございました。
ますますのご活躍と飛躍で
みんなに夢を与え続けて下さいネ!!
宇宙サロン心の遊園地Spica
渡辺まさこ
写真で楽しんでいただけたようでよかったです!
また旅行記事書きますね。