どうも、ふっさんです。

 

 

僕はミニマリストになってから、はるかに人生が充実しました。

 

引っ越しをするときにモノを捨て、いらないものは実家に送り、最小限のものだけで部屋のなかを構成しました。

 

家に帰ってきたらいつもキレイに片付いているし、部屋が荒れていないので心も清々しくなった気分です。

 

帰ったらすぐに作業に取りかかれるし、目的も決まっているので部屋にモノが少なくても充実しています。

 

 

でも、その「ミニマリズム」について勘違いしているっていうか、間違って捉えている人達がいて、ちょっと残念だなーと思うことがあります。

 

それが、「極度のミニマリズムに陥り過ぎて逆に不便になってる人」の存在です。

 

よく、ブロガーとかTwitter上でミニマリストと名乗っている人達がこのタイプです。

 

例えば、シャツを数枚しか持っていない、カーテンも捨てた、風呂場はマジックソープだけ。といった、極度のミニマリズムに陥った人達です。

 

 

ぶっちゃけ、不便じゃないですかね?それ。

 

シャツが数枚しかなかったら、しょっちゅうシャツを洗濯しないといけないし、カーテンがなかったら外から丸見えだし、危険です(まあ、盗むものがないかもしれないけど)。しかも、冬はカーテン閉めてなかったらめっちゃ寒いです。

 

あと、マジックソープしかなかったら単純に髪の毛痛めます。髪がキッシキシになるから、ハゲやすくなるし、匂いも見た目もちょっと残念になる。

 

目次

ミニマリストの目的と手段が入れ替わっている

 

ミニマリズムの目的って何ですかね?

 

僕は「人生を充実させること」だと思ってます。

 

いまの日本は裕福なので、モノが多いぶん雑音も多いです。テレビに時間を持っていかれたり、乱雑に置かれたモノにエネルギーを持っていかれる。

 

だから、人生に明確な目的がある人は、ミニマリズムをしたほうがいいです。

 

僕は「ビジネスで稼ぐ」という明確な目的がありました。自由になりたかったので、時間を奪うものをすべて捨てたんです。テレビ、漫画、雑誌、DVDプレイヤーを捨てました。

 

あと、服を選ぶ時間が無駄だと思ったので、3パターンだけ残してあとは全部捨てました。ゴミ袋の一番大きいやつを買ってきて、そこに燃えるゴミと一緒にすべて突っ込み、問答無用でゴミに出しました。

 

部屋に帰ったら、机とパソコンがあるだけの状態です。そしたら、グンと時間が増えたんですよ。迷わないし、すぐに仕事に取り掛かれるし、机もスッキリしているから頭もクリアに働く。

 

 

こういう目的だったら良いと思うんですけど、これを突き詰めてしまうと「モノを捨てること」が目的になってしまいます。

 

これが「目的と手段が入れ替わる」ってやつです。

 

ミニマリズムの目的とは?

 

ミニマリズムの「目的」っていうのは、「ノイズを遮断してひとつのことに集中する」というものです。

 

その目的を叶えるための「手段」として「モノを捨てる」というものがあるのに、いつの間にかモノを捨てることが目的になってしまうと本末転倒な結果になります。

 

例えば、ミニマリズムの情報発信をするはずなのに机とか椅子すら捨ててしまう、とかね。

 

机も椅子もなかったら、おしりが痛くなるし、背中も痛くなります。首も凝りまくりです。シンプルに考えても、生産性としては最悪です。

 

ミニマリズムを目的としてしまった人の末路

 

そして、「モノを買うこと」に対して極度におびえてしまいます。

 

モノを買わなくなると、色んなところで損をします。自分の時間をたくさん確保してくれるアイテムに投資をしなくなるので、絶対時間が減らなくなるんですよね。

 

 

例えば、僕はルーロという自動掃除機ロボットを買ったのですが、そのおかげで毎日掃除をする手間が省けました。

 

家を出る前にスイッチを入れたら勝手に掃除をしてくれるので、部屋は常にキレイなままです。机の上に溜まったホコリやスキマに落ちてるホコリはすべて地面に落として、あとはスイッチを入れるだけです。

 

1日10分、掃除に時間を取られていたとしたら1ヵ月で300分の節約になります。6時間です。

 

6時間あれば、本を3冊は読むことができます。それだけ自分も成長するし、心に余裕もできてきます。

 

 

ただ、ミニマリズムが目的になってる人は、たぶん自動掃除機ロボットは買わないと思います。部屋にあるだけで圧迫されるし、大きいロボットなのでいらないと感じるからです。

 

それって、ただの機会損失なんですよね。僕もさんざん自動掃除機ロボットを買うのを渋っていましたが、最終的には買ったほうが圧倒的にコスパが良いことに気付いて買いました。

 

自分は幸せだと発信するミニマリスト

 

あと、自分は持ってるモノが少ないから幸せだって言ってる人は嫌いですね。

 

僕の言いたいことを代弁してくれた人がいたので載せておきます。

 

 

どう考えたって、部屋でもやしを食ってるミニマリストより、モノに不自由しない人のほうが幸せです。

 

もちろん、その人は幸せなのかもしれないですけど、それを押し付けたり、思ってもいないのに「幸せだー」とか言ってる人はただの痩せ我慢なのかなと思います。

 

幸せの尺度なんて人それぞれだから別に良いんですけど、本当の幸せってのを突き詰めたら、何不自由なく好きなことに時間を使える状態が一番だと思います。

 

そのためなら、やっぱりモノは必要ですよ。余計なモノは捨てるべきだけど、必要なモノにはしっかりと投資して時間を増やしていきたいです。

 

今日はこんな感じで。それでは!

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