どうも、ふっさんです。

 

先日、ペルーのクスコという街で
アヤワスカの儀式を受けてきました。

 

アヤワスカとは、
アマゾン川の植物の根を煮出してお茶にしたもので、
先住民の儀式の薬として飲まれてるものです。

 

 

これ飲むとどうなるか？っていうと、超強烈な幻覚を見ます。

 

つまりアヤワスカは強力な幻覚剤で、
飲んでシャーマンの儀式を受けると
神秘的な体験ができるそうなのです。

 

僕は高校生のときに旅人のブログを読んで
アヤワスカの存在を知ったのですが、
28歳になって10年越しについにアヤワスカを体験することができました。

 

 

もうね、幻覚みた話なんで
主観&妄想バリバリの内容です。

読み物として楽しんでください。

 

目次

アヤワスカを受けるまでの流れ

 

まず、アヤワスカを受けるまでの流れはこんな感じ

 

アルマス広場という場所にガイドさんが迎えにきて、
儀式に参加する人をピックアップしていく。

 

今回参加するのは僕と、
ニューヨークから来たおっちゃんの2名のみ。

 

おっちゃんとはシャーマンショップの前で合流した。

 

 

おっちゃんはニューヨークから来た50代くらいのおっさんで、
聞いたらアカシックレコード？
という宇宙の大いなる意志を見に来た、

 

と言っていた。

 

 

そのまま車でかなり山奥まで連れていかれて、
神社のような場所に入る。

 

神社に入ると奥にテントがあって、
テントに入る前にトイレの場所を伝えられた。
「吐くときはここでね」
とのこと。

 

(朝に撮ったトイレの写真)

この時点で

あ、吐くのは確定なんや

と覚悟。

 

 

テントのなかに入ると、
シャーマンらしき人物と、
その補佐っぽい人が1名。

 

布団とマットレスが置いてあって、
リラックスして受けてねとのことだった。

 

(実際のテント内の写真)

 

過去にドラッグをやったことがあるか？
お酒は飲んできてないか？
ご飯はちゃんと抜いてきたか？

 

など色々と注意事項を伝えられて、
いざ儀式がスタート。

 

秘薬アヤワスカを飲む

 

ろうそくの灯りだけになり、
シャーマンの補佐が近づいてくる。

 

プシュプシュっと身体全体に
香水のようなものを吹きかけられ、
全身に払うように伝えられる。

 

香水は魔除けのようなものらしい。

 

少し甘くてシトラス(グレープフルーツ？)っぽい香りがした。

 

そしてシャーマンがイカロという歌を歌いながら、
アヤワスカらしき黒い液体をグラスに注いで目の前に持ってきた。

 

真っ黒の液体だった。

 

禍々しさすら感じるほど黒い。

 

あらかじめ不味いとの話は聞いてたので、
一発で飲み干そうと決心して、一気飲み。

 

 

くっっっっっっっっっそまずい。

 

苦いお茶とウィスキーのストレートを混ぜて
火で炙って焦がしたような味がした。

 

コップに残ってるアヤワスカも
水を入れて一滴残さず飲むよう言われて飲んだ。

 

 

アヤワスカは飲んでから40分くらいで効くので
リラックスしててねとのこと。

 

 

全員がアヤワスカを飲み干したら、
シャーマンがイカロという曲を歌い始めた。

 

イカロは最初、明るい曲だった。

 

どんどこどんどこ、
ポップで楽しいリズム。

 

僕は自分のなかの変化を楽しみにしながら、
マットレスにもたれて布団をかけて
のんびりして過ごした。

 

 

 

・・・・旅行の疲れもあったのか
いつの間にか気を失っていて、
目を開けたらニューヨーカーのおっちゃんが
トイレにダッシュしていった。

 

 

おれは？まだ大丈夫。

まあ酒も酔いにくい体質だし？

アヤワスカももしかしたら効かないんじゃ・・・

 

と思ったのも束の間。

 

全身から突然の悪寒と、
胸の下、みぞおちのあたりから強烈な吐き気が。

 

 

やべえ、絶対吐く。

これ無理だ。

なんか視界も歪んでる。

 

トイレに行こうとするも、まともに歩けない。

 

軽くパニック。

 

 

すかさずガイドとシャーマン補佐が付き添ってくれて、
トイレに連れていかれた。

 

 

便器に思いっきり吐いた。

 

黒いアヤワスカがドバーッと出てきて、
え、こんなに胃のなかにあったん？ってくらい
あり得ない量のなにかが出てきた。

 

シャーマン補佐いわく、
これは身体のなかの汚れを洗浄してるらしい。

 

だから吐きまくれと。

 

 

つまりデトックス。

 

デトックスならいいか。。

でもそれにしても出すぎだろ。

どんだけ中身汚れてたん。。

 

たぶん3分くらいの出来事だったけど
体感は30分くらいだった。

 

 

付き添いの人に大丈夫か？
とか英語でいろいろ話しかけられるけどムリ。
英語理解するほど頭まわらん。

 

 

この時点でどうやら完全にバッド(精神が悪い方向に行くこと)に入った。

 

ペルーで一人だし、高山病で身体しんどいし、英語わからんし。

 

つか視界がグニャグニャしてて変な声も聴こえる。

 

まじやばい。

 

ガイドさんに半分引きずられるようにして
テントに戻ったら、

 

「もうあなただいぶやばいんで横になりなさい」

と言われて横になった。

 

簡易ベッド作ってくれた。

 

ただ横になってもずっと苦しい。

 

狐に取り憑かれて魔境入り

 

ここから、とうとう幻覚が見え始めた。

 

緑色と薄青色の渦巻く川？のようなものが見えた。

 

めっちゃキレイ。

 

でも魔力のようなものを感じて、
触れたら巻き込まれて戻れないような強さを感じた。

 

 

そのあと、狐が出てくる。

 

狐はこんな感じ。

 

 

ちょうどチェンソーマンに出てくる黄色と赤の模様のやつ。

 

ハッキリと狐の形をしてるわけじゃないけど、
狐ということだけわかった。

 

 

こいつが巨大化して覆い被さってきて、
めちゃくちゃ色んなことを疑わせてくる。

 

 

「このシャーマンは疑え。
信用しちゃだめだ。
てかなんのためにアヤワスカ受けたん？
もっと面白い世界を見るためだろ？
好奇心だろ？
じゃあもっと進めよ。
魂預けちまえ。
まあ戻れなくなるけどな！」

 

みたいな感じ。

 

 

そのあいだ、シャーマンは容赦なくイカロを歌う。

 

このイカロがやばい。

 

最初はポップな明るい歌を歌ってたのに、
なんか深刻そうなダークな歌になってる。

 

イカロを聴いてると、
身体から魂がグググっと引っ張られる感覚がする。

 

身体に魂が入ってて、
最初はみぞおちあたりにあったけど
イカロの曲に引っ張られて
頭のてっぺんに向けて上がっていく。

 

 

あぁ、身体って魂が入ってるんだ、、と思った。

 

ただ、抜けたらヤバイ感じがしたので
魂を離すまいと必死に抵抗。

 

全身から汗が噴き出す。

 

でもシャーマンのイカロも引っ張ってくる。

 

チラッとシャーマンをみたらノリノリで、
自分一人だけ狙い撃ちしてイカロを歌いまくってた。

 

 

魂の綱引き状態。

 

そのあいだ狐もめっちゃ語りかけてくる。うぜえ・・・。

 

抵抗してるあいだ正気を保つのに必死だった。

 

 

イカロと、狐と、自分の声と、魂(気？)らしき白いものが見えた。

 

気は思いのほか小さかった。

 

 

ああ、おれってこんなに気が小さかったんだ。
と妙に納得した。

 

気は自分の本体であることがわかった。

 

赤ん坊みたいにそこにいるだけ。

 

気が身体のヘソのあたりに入ってて、
その魂から気を発していて、
その気に包まれる形で肉体があって「人間」と認識している。

 

そのちっぽけで小さい魂のようなものに、
経験とか知識とか過去とか収入とか人間関係とか実績とかフォロワー数とか
いろんなものが鎧のようにくっついていて、
自我というものを形成しているんだと感じた。

 

イカロに魂を引っ張られながら
自分の魂を客観的に見てみて、
なんとなく本体の「気」が弱っている感覚がした。

 

 

心当たりはある。

 

この「気」が弱い人は、
たぶん周りに流されやすい。

 

お酒に酔いやすかったり、
嫌なことがあるとお酒に縋ったり、
あるいは異性に溺れたりする。

 

自我が弱いから。

 

自我が弱くなるのは生まれつきじゃなくて、
見栄やプライドを張ったり
自分に嘘を付くといった行動をすると
少しずつ削れていくもんだとわかった。

 

 

そんなこと考えながら
自分の内面の弱さにトコトン向き合った。

 

弱さと向き合うとパニックになりそうになるけど、
手を見ると少し落ち着く。

 

 

途中、自分の右手と左手からも声が聴こえて、
その声も狐の仕業か？と思うと
本当に自分の声なのか信用できなくなり、
イカロに引っ張られていよいよ身体から魂が抜けそうになった。

 

 

その瞬間、
星がキラキラ光ってるような、幾何学模様が見えた。

 

時間の概念がなく、
重力もない。

 

上と下といった概念もなくて、
ただひたすらキラキラ光るキレイな模様。

 

あ、これが宇宙で、
死後の世界か、と確信した。
決して悪いものじゃない。

 

地獄とか天国とかそういうのじゃなくて、
ただひたすら光る模様があるだけだった。

 

 

自分の小さな魂は、
いまの肉体から抜けたら
一旦この世界に格納されて
再び別の身体に入っていくんだなぁと。

 

 

このとき思ったのは、
たぶんだけど、人は死ぬとき、
「気」と「意志」は多少持っていけるということ。

 

来世でその気が引き継がれるか、
意志によって来世が変わるかは不明。
もう一度人間に生まれ変わるかも不明。

 

魂を完全に剥がされれば、
間違いなく宇宙(死後の世界?)に行って確認できるんだけど、
シャーマンを疑ってたので任せることができなかった。

 

 

ただ、自分の肉体から魂が抜ける瞬間がすごく大事、ってことはわかった。
本当に死ぬ瞬間は同じ景色を見るんだろうなーと。

 

できれば家族友人好きな人に囲まれて
今世でやりたいこと全部やった状態で逝きたいなぁ
としみじみ思った。

 

 

死後の世界？を見た影響か、
そのあと、去年亡くなった親父のこと思い出した。

 

貧乏で家庭荒れまくってて
コンプレックス感じたことあったけど、
なぜか良い思い出ばかりが蘇る。

 

それも、小さい頃の自分が映ってて、
そこに親父がいて、
むかしの実家があって、
なんかそこでのんびりしてる風景を
第三者の視点から見てる感じ。

 

タイムスリップしたとかじゃないけど、
映像も匂いも感覚も思い出すから
あまりの懐かしさと感謝が溢れて号泣した。

 

 

いきなり苦しんだり泣き出したり、
完全にヤバイやつである。

 

 

そのあたりでシャーマンのイカロの歌もピーク。

 

ニューヨークからきたおっちゃんがいきなり叫び、
なにかに取り憑かれた様子で
うおおおおおおおおおおおおおおお
って言いながら外に走り出していった。

 

シャーマンも外に走り出して取り押さえられてた。

 

カオスすぎる。

 

 

人がパニックになってると
なぜか自分は冷静になれる。

 

冷静になれたおかげで、自分が念じれば
自由に精神世界を旅できるようになった。

 

 

いわゆる明晰夢？のような状態。

 

明晰夢（めいせきむ、英語: Lucid dreaming）とは、睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。明晰夢の経験者はしばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っている。

wikiより

 

明晰夢は経験があったから
移動するコツもわかってた。

 

このあたりで下心が出てきて、
投資の神様に会いたいと思って念じてみた。

 

 

すぐに投資の神様が現れた。

 

投資の神様っていうか、
投資の概念のようなものだった。

 

黄色と黒の模様のマダラ蛇みたいなやつ。

 

ちょうどこんな感じ。

 

これも渦巻き状の川のように流れてて、
その川の流れに乗って進めば
渦の中心に近づけることがわかった。

 

渦の中心は何やら禍々しい雰囲気を放ってる。

 

 

その流れを見て、
世の中には流れを作ってる何かがいて、
その流れに沿って動くことが大事、ってことがわかった。

 

参入する市場が大切で、
その市場で流れを掴んで進んだ人が
大きな結果を掴む、といった話。

 

投資ってまさにそうだなと。

 

てか起業全般そう。

 

挑戦する場所と、戦い方が合ってれば大きな結果が出る。

逆に、入る場所を間違えたら結果出ない。

 

投資に対して思ってる仮説がドンピシャで出てきた。

 

もしかしたらアヤワスカは、
潜在的に抱えてるイメージが視覚化されるだけなのかもしれない。

 

 

続いて色んなものをみようと思い、
前世にアクセスを試みるも失敗。

 

仕方ないから、ずっと狐と遊んでた。

 

狐も最初は凶々しくて見上げるほど大きかったけど、
アヤワスカ終盤には小さくてかわいい姿になっていた。

 

ちなみに狐憑きって言葉もあるくらいで、
狐に取り憑かれるのはあるあるな話らしい。

 

 

アヤワスカ終盤、
シャーマンもイカロを歌わなくなり、
徐々に幻覚と現実が半々くらいの状態になっていった。

 

そのあたりで、なぜか周りの人の感情が
自分の感情とリンクするようになった。

 

 

いきなり「あーなんかムカつくなぁ」という
戦闘モードに入ったかと思ったら、
おっちゃんが雄叫びをあげたり、

 

あくびのタイミングが
おっちゃんとまったく一緒だったり。

 

むかしのクスッとした笑い話を思い出したら
おっちゃんもいきなり笑い出したり。

 

 

感覚がシンクロしてる。。

 

いわゆる集合的無意識ってやつ？

 

空間を通して繋がってる感覚がした。

 

別におっちゃんと繋がりたくなかったけど、、

 

 

この経験で、環境の力とか、
誰と関わるかとか、
自分の精神を作る上ですごく大切だなと思った。

 

人間は、知らず知らず、確実に、周りから強い影響を受けてる。

 

アヤワスカで感度が高まってるから
近くのおっちゃんとシンクロしてしまったけど、
これ日常生活でも言えることだなぁと思った。

 

 

 

 

・・・・こんな感じでひたすら精神世界を旅して、
気が付いたら朝の6:30になっていた。

 

 

それからシャーマンとの質疑応答ができる。

 

シャーマンから

「星は見えましたか？」

と聞かれて頷いた。

 

ニューヨーカーのおっちゃんも見えたらしい。

 

質問はあるか？と言われたので
ひとつだけ質問してみた。

 

これが実際に聞いたときの内容。

 

 

返ってきた返答が

 

「あなたの魂を元の肉体に戻すために

シャーマンがいるので、

身を預けても大丈夫でしたよ」

 

とのこと。

 

なによりも、シャーマンとの信頼関係が大事だった。

 

本来、アヤワスカは5日間〜2週間をかけて
シャーマンとの信頼関係を構築していき、
そのあとにトリップするらしい。

 

僕は初対面のシャーマンで、
出会ってすぐに儀式がスタートしたから
たぶん宇宙に行くまでは届かなかったんだと思う。

 

 

質疑応答が終わって解散の流れになり、
外に出たら太陽がめちゃくちゃ眩しく、
動物や虫の声もいつもより大きく聞こえるようになった。

 

神社には謎の植物がたくさん育ててあった。

 

 

身体はもう限界。

 

意識はハッキリしてるけど、
もう満身創痍でフラフラだったため、
タクシーでホテルまで送っていってもらった。

 

アヤワスカを受けてみて

 

メモをみて思い出しながら書いてみたんですが、
改めてスピリチュアルな体験だったなと思います。

 

僕はスピリチュアルのことを完全否定派でした。

 

ビジネスの世界に身を置いてるので、
見えるものしか信じなかったのです。

 

でも、その先に何か限界を感じていました。

 

こんなことビジネス系のブログで書く内容じゃないけど、
資本主義の階段を登っても

強さ、比較、男らしさ、交渉、駆け引き、見栄、女、社会的地位、権力、派手な遊び、酒

といった概念をひたすら繰り返すばかりで、
本当にこっちの方向で合ってるのか？

 

と思い続けた数年間でした。

 

 

でも、アヤワスカを経て
宇宙や、死後の世界や、輪廻転生といった
スピリチュアルなことを信じることができました。

 

もしかしたら、それはとても主観的なことで
都合よく神秘的に見えてるだけかもしれないけど、
アヤワスカで見たリアルな幻覚は
その概念を信じるに十分な圧倒的な存在感だったのです。

 

お金は必要。

社会的地位や、

権力もあったら便利。

 

でもそれだけがすべてじゃない。

 

 

もっと本質的な成功とは、
いまの肉体を通して魂のレベルを高め、
現世を楽しみきり、学びを持ち帰ることだと思ったのです。

 

少なくとも僕はそう解釈しました。

 

個人的に懸念してるアヤワスカのこと

 

これから、いろんなインフルエンサーが
アヤワスカに挑戦し始めると思います。

 

アヤワスカは強力な幻覚剤です。

キャッチーだしネタになる。興味がある人も多い。

 

なにかと話題を求めるインフルエンサーにとっては
挑戦しようと思えるコンテンツでしょう。

 

 

ただひとつだけ懸念なのは、
アヤワスカに対して敬意を持たず、
ただ再生数目的やネタ目的でやっちゃう人が出るということ。

 

 

アヤワスカは、何百年も続くペルーの伝統的な儀式です。

 

神社で行われる神事や、
教会で開かれるミサと同じです。

 

そういった宗教的な儀式は
現地の人たちにとっては
とても重要な意味があります。

 

そして、アヤワスカを医療目的で受ける人や、
実際に依存症から解放されて人生が好転したり、
うつ病が改善したりといった事例もたくさんあります。

 

その意味に敬意を払わず
ネタ目的・再生数目的・ノリで受ける人が増えて事故に繋がり、
アヤワスカに対して悪いイメージが出てしまうのが怖いんですね。

 

 

アヤワスカを実際にやってみて思いましたが、
正しい手順を踏まずにやると
命の危険すらある強烈な幻覚剤だと思いました。

 

実際に現地での死亡事故も数例あります。

 

悲しい事故を起こさないためにも、
もし受けるならあらかじめアヤワスカの歴史を学び、
十分に準備をした上で受けて欲しいと思います。

 

 

ちなみにおすすめの書籍は、以下の2つです。

 

→DMT精神の分子-臨死と神秘体験の生物学についての革命的な研究

→あるがままに酔う-DMTの罠を超え-

 

2冊目の本は読み物として普通に面白くて、
精神的な課題を抱えてるな〜と思う人は
アヤワスカを受ける受けないに関わらず一度読む価値があると思います。

 

 

ちなみにペルーの帰りにロサンゼルスに寄ったのですが、
アヤワスカに含まれるDMTって物質は海外でブームみたいです。

 

 

物質主義の時代から
精神に重きを置く人が増えるので、
このあたり詳しい人はコンテンツ化してみると面白いかもしれません。

 

P.S.アヤワスカ受けたあとの変化

 

アヤワスカ受けたあと1週間の身体の変化を書きます。

 

 

うーん、これは良いメリットなのかわかりませんが、
まず一番わかりやすかったのが
性欲がほぼなくなる
こと。

 

男なら、数日経つだけで
出すもん出さないと
気が済まないと思うんですね。

 

 

でも、アヤワスカを受けたのは旅行の3日目で、
それから旅行の10日間、一切何もしてないです。

 

変なことを考えたり
遊びてえって思うことがほぼなくなりました。

 

調べてみたらアヤワスカに含まれる
DMTって物質が作用してるみたいです。

 

 

次、酒欲がなくなりました。

 

それまではメニューにビールがあれば絶対頼んだし、
その流れでビール→ビール→ビール→グレフルサワー→レモンサワー→レモンサワー
くらい連発で酒頼んで、

 

次の日は二日酔いで頭痛い、、みたいに
アホなほどアルコール依存症でした。

 

ちなみに僕の爺ちゃんは酒飲んでスナックの階段から落ちて脳挫傷、
父親は酒の飲みすぎで脳梗塞で入院からの衰弱だったので、

 

僕もいずれ酒で死ぬんだろうなー
って思うほど酒好きの一族でしたが、
どうやらその輪廻から解放されたようです。

 

 

てか、酒飲むとめっちゃ酔う。

 

帰りのメキシコでビール飲んだのですが
たった1杯でキマり倒してハイテンションだったんで、
酒への耐性が大学1年生レベルに戻ってます。

 

 

アヤワスカは依存症を断ち切る
リトリートメント(心身ともにリセット)効果もあるらしく、
たぶんそれが思いっきり効いてますね。

 

 

あと、タバコ欲もなくなる。

 

アヤワスカ前はタバコも吸ってたし、
iQOSが目の前にあると吸いたくなるのですが、
もう10日以上吸ってません。

 

 

んー、むしろ吸いたくない。。

 

路上でタバコを吸ってる人がいると
副流煙を避けてしまうレベルです。

 

この調子でニコチンやめちまおうと思ってます。

 

あと、軽くカフェイン中毒で
1日1杯飲まないと落ち着かなかったんだけど、
たぶんカフェイン中毒も治りました。

 

 

最後に、食欲をコントロールできる？

 

これもありました。

 

いままではお腹いっぱい食べないと
物足りない感があったんだけど、
いま全然腹八分でも満足できます。

 

てか一口二口食べるだけで満足するようになりました。

 

 

あと、脂っこいものや、辛いものが苦手になりました。

 

一度、メニューに串焼きがあったのに
それを避けて果物を頼んだときは自分でも驚きました。

 

2週間も海外旅行に行ったのに、
なぜか痩せて帰ってくるという。

 

ちなみに6kgくらい痩せました。
帰国してから会う人みんなに痩せた？って言われるレベル。

 

身体めっちゃ軽いです。思わぬ副作用です。最高。

 

 

現代は普通に暮らしているだけで
刺激中毒になってしまう社会です。

 

依存症がエスカレートすると
それが原因で病気かかったり
あと人生めちゃくちゃになるので(特に酒など)、

一度その耐性をリセットすることで、
総じて寿命伸びて幸福度も上がるんじゃないか？と思います。

 

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