どうも、ふっさんです。

 

先日、本屋さんに立ち寄ったところ、こんな本を発見しました。

表紙だけ見て即購入。最初は漫画かと思いましたが、中身はちゃんとした本でした。

 

闇金ウシジマくんという日本のリアルな金銭事情をこれでもかというくらい深くエグった漫画があるのですが、僕はその本の大ファンでして、家に全巻揃えて何度も読み返しています。

 

闇金ウシジマくんは、「こうはなるまい」という反面教師を学べる意味ではすごくいい漫画なんですね。間違ったお金の使い方をして人生を破滅させていく人達の色んなパターンを学べます。

 

 

で、同じく闇金ウシジマの大ファンだという堀江貴文が書いた本が「ウシジマくんvsホリエモン 人生はカネじゃない!」なんですが

 

この本は、闇金ウシジマくんに出てくるシーンを切り取って、それに対してホリエモンが意見を述べるという構成になっています。

 

そりゃ色んな場面が出てくるんですけど、意外と闇金ウシジマくんって読む側の視点によってはこうも意見が変わるんだなーという新しい発見を得られました。

 

例えばなんですけど、日本では「借りたお金は返す」という義理がありますが、ホリエモンは「自分の身を滅ぼすようなら返さなくてもいい」「他人に迷惑をかけてもいい」という考え方を持っています。

 

ウシジマくんの世界では借りたお金を返そうと躍起になって、さらに破滅していく人達がたくさん出てきて、それに対する意見です。

 

僕としては闇金ウシジマくんを読んでいて、一生懸命借りたお金を返そうとする努力は素晴らしいと感じました。借りたお金は返さないといけないし、他人に迷惑をかけない姿勢も素晴らしいと思っていました。

 

しかし、ホリエモンいわく、「自分で始末をつける」という考え方の人は破滅しやすいということでした。

 

実際、他人に頼ることができず、八方塞がりになって自殺する人は多いです。死ぬよりは他人に迷惑をかけてでも、借金を踏み倒してでも生き延びたほうが良い。という考えですね。

 

そう言われてみると、納得な気がします。日本人の自殺率が多いのは「他人に迷惑をかけてはいけない」という信仰のせいだと僕も思います。(その点についてはコチラも参考にしてみてください⇒洗脳と労働と人間の本質)

 

 

僕が一番役に立ったと思うのが、「自殺」についてのリアルです。闇金ウシジマくんでは自殺シーンもたくさん出てくるからか、ホリエモンも珍しく「自殺」について語ってくれました。

 

自殺って、しようと思ってするのではなく、するつもりがないのにやってしまうものらしいです。自殺未遂をした人のほとんどが「死ぬつもりはなかった」と言っているように、死にたくて死ぬ人はあまり少ないようなんです。

 

そして驚いたのが、「生きてて良かった」というセリフも言うこと。精神的に追い詰められて、八方塞がりになり、まともな判断ができなくなったとき、人間は異常な行動に出ます。

 

突発的に命を絶たないためにも、追い詰められたら周りの人を頼る。自分ひとりで考えない、迷惑をかけてでもいいから生き残る。「やばいな」と感じたら、お酒を飲まないようにする、そして絶対に一人にならないのが肝心。

 

孤独とアルコールが自殺を引き出す。自殺は突発的に起こりうる。これを知れただけでも、かなりの収穫になったと思います。

 

 

あと、これは気になっている人も多いと思いますが、闇金ウシジマくんでは「フリーエージェント編」に多くの焦点を当てて書かれています。

 

ウシジマくんの世界には、情報弱者から金を巻き上げ荒稼ぎをする、フリーエージェントの天生翔が出てきます。

 

天生翔は、「秒速で1億円稼ぐ」をキャッチコピーにメディアに出てきた元ネオヒルズ族の「与沢翼」がモデルとなっています。

 

で、ホリエモンもヒルズ族と呼ばれたこともあってか、与沢翼とホリエモンは多少なり関係があるように思えます。ところが、ホリエモンと与沢翼って、一度もコラボしたことがないんですね。

 

それも、与沢翼からのオファーをホリエモンが一方的に断っているという状態です。ホリエモンが言っているので間違いないです。

 

その理由もあって、「ビジネスの動機が違う」というものなんですね。ホリエモンは好きなことをビジネスとしてやっていて、そこにお金がついてきただけだけど、与沢翼は「お金儲けのためのビジネス」をやっていて、そもそもビジネスを始める根本の目的が違うらしいんです。

 

だから一緒にされたくない。対談なんてお断りだって感じでしたね。要約するとそんな感じです。

 

ホリエモンはお金持ちとしてメディアに露出したからか、金持ちを目指す若者から神格化され、何度も「憧れてます!」とメッセージをもらうそうです。

 

ホリエモンは僕も尊敬している人の一人ですけど、それは成り上がったって意味もあれば、「好きなことを仕事にしている」というところです。

 

なかなか、ビジネスにおいて好きなことを仕事にするって難しくて、やっぱりお金儲けが最初に来てしまう節ってあるんですね。だって生活もかかっているし、欲望は誰にでもあるからです。

 

でも、そこで「好きなこと」だけをやり続けて、結果として成り上がったってのは凄いことだと思います。与沢翼とは本質が違うというのも納得です。

 

 

ただ、そういう意味では与沢翼も「お金儲けが好き」だから手っ取り早くキャッシュを稼げるビジネスに乗り出したんだと思います。おそらく、やり方が違ったら別の手段を使っていたことでしょう。

 

だから、ホリエモンの言葉を借りるなら「お金儲けが好きならお金儲け中心のビジネスをしてもいい」という解釈も取れます。これはあくまで僕の解釈なので参考程度にしておいてください^^。

 

 

お金って、人を死に追いやることもあれば幸せに導くこともあります。人生を振り回す最も大きな要因になるものが「お金」です。

 

思うんですけど、日本人ってお金儲けを敬遠しすぎて、「お金」について勉強することから逃げているんじゃないかなって思います。お金が稼げなければ、結局は経済的に余裕がなくなり、お金だけを求める「金の亡者」になっていきます。

 

もしあなたが若ければ、いまのうちからお金の勉強を始めておきましょう。自分の力だけでビジネスに挑戦し、一度でもお金を受け取ることができれば、「カネ」に対する見方が一気に変わります。

 

お金の本質については、「ウシジマくんvsホリエモンの人生はカネじゃない!」でも一端が見えるとは思いますが、やっぱり自分で行動してみて、経験してみて、初めてわかることもあります。

 

ぜひ、お金の本質を学んで、お金に振り回されない人生を手に入れてください^^。

 

以上、書評でした。

Amazonランキング1位の書籍を読めます


僕は大学生の頃から月収で500万ほど稼いでます。

才能があったわけでも、環境に恵まれたわけでもないです。

もともと家庭は極貧だったし、
バイトでは仕事ができない人間で有名でした。

そんな僕でも、ビジネスに出会って
少しのあいだだけ真剣に取り組んだところ、
あっさりと人生逆転できました。

そのビジネスを学ぶ過程で、
人を動かす方法や、
戦略を立てる方法、
コンテンツを作って価値を届ける方法など、
学校では学べないことを知ることができました。

その経験から、生まれた環境は選べなくても、
勉強して、正しく成長すれば、
誰でも資産を手にして活躍できると確信しています。

そして、そういう人間が少しでも増えれば、
一人一人に活気が溢れて、
世の中の価値やサービスが進化して、
世界はもっと良くなると本気で思ってます。

そういった理念から、僕がどのようにビジネスに取り組み、
ゼロから今の資産を築いていったのか、
その成功体験を一つの書籍にまとめてみました。

電子書籍は、Amazonランキングの
「起業家」カテゴリーで1位になれたので、
メルマガのなか限定でその書籍を公開しています。

ストーリー形式で作っていて、
20分程度でサクッと読める内容なので、
もし興味があれば読んでみてください。

電子書籍「経済的自立を達成しよう」を読んでみる

メールアドレスを入力すれば、受け取れます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


▼メルマガの登録はコチラから▼



< 学べる内容 >

✔️ほったらかしでも月500万以上儲かる「自動化」の技術とは?

✔️半年以内に独立・起業し、かつ裕福に暮らすために必要な考え方とは?

✔️月2100万を達成したプロモーションの全貌とは?

✔️1日30人以上の新規リストがザクザク集まる集客戦略とは?

✔️ウェブマーケティングを飲食店やイベント集客にフル活用する方法とは?
etc・・・



もしこの記事が役に立った!と思われたら、
SNS等でシェアしていただけるとすごく喜びます。
(すぐ下のボタンからシェアできます)

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でふっさんをフォローしよう!