こんにちは、ふっさんです。

 

僕が「この社会は理不尽だ」ということに気付いたときの話をします。

 

 

僕は大学1年生のころ居酒屋でバイトをしていたのですが、そのときの「年末年始」の忙しさと言ったら地獄級だったことを覚えています。

 

店の中は狂気に包まれていました。

 

 

ドリンクを作っているポジションでは伝票が下までカーテンのように並べられていて、絶えず料理は作られ続け、汚れた皿は延々と増え続け、ミスが許されない緊張状態の中で10時間以上働き続けました。

 

 

しかも、大学1年の年末は、僕が「新人」だからという理由で、夕方4時から深夜の5時まで働かされ、さらにその状態が7日連続で続きました。

 

12月31日の深夜1時、2時まで働き、みんながカウントダウンTVを見ているなか、年越しの瞬間を店長に説教されながら過ごし、社員と3人でまかないの年越しそばをすすって帰ります。

 

次の日、一人で初日の出を見に行こうと思った僕は、うだるような疲労感のせいで昼過ぎに起きてしまい、あまりの惨めさに泣いてしまいました。

年末は実家でコタツに入りながらおでんを食べ年越しそばを食べるのが当たり前だった僕にとっては理解できない現実でした。

 

7連勤が終わった次の日、超高熱を出し、さすがにバイトはお休みさせてもらいました。人間、働きすぎると熱が出るというのはこのとき初めて知りました。

 

 

僕が理不尽さを感じたのは大学が始まってからです。

 

大学の友達と久しぶりに再会し、年末年始を何して過ごしたのか報告しあうお喋りのなかで、バイト三昧だった僕に比べ、ほかの友達は悠々自適に地元の友達と遊んでいたようなのです。

 

ガキ使おもしろかったとか、初詣に行ったとか、実家の料理が美味しかったーとか

 

自分が必死こいて料理やドリンクを運んでいるとき、友達は家で美味しいお節料理を食べていました。

自分が店長に怒鳴られ続けてベソをかいているとき、友達は地元の人達と楽しく話をしていました。

自分が身体を削り熱を出すほど働いているとき、友達はコタツに入ってのんびりと漫才を見ていました。

 

想像したくありませんでしたが、会話を聞く限りこれは本当のようです。料理を運んだ思い出しかない僕は、話についていけずに唇を噛みしめていたと思います。

 

 

一番悔しかったんのは、友達の発したこんな一言でした。

 

「おれ、お年玉6万もらったで!」

 

この言葉を聞いたとき、強烈なめまいがしました。僕が年末年始を働き詰めて稼いだお金は、彼が年末年始をゆったり過ごしてもらったお年玉と同じくらいの金額だったんです。

 

 

「この世界は理不尽に狂っている」と、大学生ながらに思いました。

 

そりゃ世界の戦争とか紛争と比べると僕らはまだ裕福なほうです。食べるものも十分にあって、寝る場所も確保できて、ある程度将来は自由に選択できる。

 

でも、それでも「生まれた環境」もしくは「選んだ環境」だけでも、これだけの差が存在しているんです。労働に関して言えばその違いはすごく大きい。

 

楽して大きなお金を稼いでいる人もいれば、苦労して雀の涙ほどの収入しか得られない人もいる。

 

そのことだけは知っていたので、それなら僕はできるだけ楽に、できるだけ成功を手に入れられる職業に就きたい。安定したお金を自動で稼いで、自由に人生を生きたいと心から思いました。

 

居酒屋バイトに入って社会に対する強烈な疑問を植え付けられた僕は、このあたりから「理想の職業」を探し始めました。

 

 

P.S.バイト戦士の人達へ

 

辛かったら逃げ出しましょう。良い意味で、誰もあなたのことを必要としていません。バイトが1人抜けて潰れるような店ならそもそも経営は成り立っていません。安心してバックレてください。

 

それでも怖いと思うなら、せめて今年の年末年始は乗り越えて、来年はゆったりと過ごせるように準備をしておきましょう。

 

僕はそのための手伝いだったらいくらでもします。

 

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